あなたは会話することが嫌になった経験はありませんか?
相手が全然興味を示してくれなかったり、反応してくれなかったり、、
でもそれって少し意識を変えるだけだいぶ変わるんですよ。
・普通に会話しているのに相手は何の反応もしてくれません。
・真剣に聞いているだけとも思えない表情をしています。
・話す時間を延ばすほど、相手の顔は辛そうな表情に見えてきます。
もし相手がこんな状態ならショックは大きいですよね。
ちょっとしたその場限りの相手ならまだしも、
もし、気になっている相手だったり、好かれたいと思っている上司だったりしたら、、。
しかし!!
それがもしあなたの会話に
相手の興味を”意図的に”引き寄せることができたら、
嬉しくないですか?
あなたが口を開けば、相手の意識はあなたの言葉にクギ付け。
話の続きが聞きたくて、ワクワクし始める人も出てくると思います。
私、つまらない話しかできませんよ。。。
でもそれ、勘違いかもしれませんよ??
そもそも、
つまらない話しかできない人なんて、
この世に一人もいないと思うんです。
生きていると、人はそれぞれ色んな体験をしますよね。
その体験って、
あなただけのオリジナルだと
思いませんか?
部活、バイト、趣味、
大学、会社、恋愛など、
誰でも体験できることがあります。
でも、あなたの体験と100%同じ人はいないんです。
大会の成績、職場の人間関係、仕事内容など違うわけですから、同じ体験なわけがないんです。
そこにはあなただけの
オリジナルな物語があります。
その体験をそのまま声に出したら、
相手は興味を持ってくれるようになります。
ただ、その体験を口に出すのって、意外と難しいと思います。
実は、相手を夢中にさせる魅力的な話し方があるんです。
ポイントとしては
- 一番最悪だった話
- きっかけ、プロセス
- 今(現在)の姿
という順番で話すということです。
具体的に見ていきましょう。
STEP1:一番最悪だった話
ここでは感情的に最悪だった話をします。
言葉を選ぶときのポイントは、話すときあなたの頭に浮かんでいる場面を
相手にもイメージさせるようにすること。
話す言葉も相手の感情に訴えることができる言葉を選びます。
例1)「中学生のとき、授業中にオナラをしてしまい、クラス中の視線を浴びました。
一瞬で顔面がタコのように赤くなっていくのがわかりました。
『ヘコキン』というあだ名でバカにされるようになり、
唇を震わせて「プププ」とオナラの音を表現する嫌なヤツがいて、
すごく恥ずかしい学生生活を送ったんです」
STEP2:きっかけ、プロセス
ステップ1で「最悪な話」をした後、そこからどうやって挽回したのか話の中心になる部分です。
ここを話すときのポイントは3つ。
・心理的な葛藤
→このままではいけない。
・身近な敵
→クラスメイトにバカにされる。
・外部の敵(ライバル)
→先輩からもヘコキンと言われる。
この3つは、話すテーマによって変わってきます。
例2)『ヘコキン!とクラスメイトにはバカにされ、部活の先輩や後輩からも
言われるようになりました。
このままでは、惨めな学校生活になってしまう。
そう思った僕は、何か得意分野を見つけようと思ったんです』
STEP3:今(現在)の姿
ステップ2できっかけを言った後にあなたの結末を言います。
結末を言うときのポイントが、真実味を持たせることです。
ウソをついたり、話を盛った瞬間、あなたの話は疑わしいものになります。
例3)『得意分野を見つけようとした僕は、勉強に力を入れました。
ヘコキンと言われたくない気持ちから、1日2時間の勉強をするようになりました。
親に漫画ではなくて、参考書を買って欲しいと言ったときは、驚かれましたね。笑
そこから僕の成績は学年8位になったんです。
テストの答案用紙が返ってくると、見せ合うじゃないですか。
ヘコキンである僕の点数を見たクラスメイトは、もう僕をバカにしてこなくなりました。
日に日に、ちゃんと名前で呼んでもらえるようになりました』
要約すると
今回のはあくまでも一例ですが、
相手の興味を抱くように意識的、(戦略的)に話すことで受ける印象はぐっと変わります。
やることはたったの3つ。
・一番最悪だった話
・きっかけ、プロセス
・今(現在)の姿
もしあなたが誰かと話すのが苦手なら、今日から使ってみてください。
これまであなたの会話に1ミリも興味を示さなかった人が、食いついてきますよ。
まず、話し始めるときは、
最悪だった状態、(自分の隠したい部分)
をまずはじめにさらけ出すことで、相手の興味を引くとともに
相手は自分を受け入れてくれていると錯覚します。
つまり本音の部分を話してくれていると思ってくれるんです。
興味を抱かないとそもそもその人の話は入ってきませんので、
掴みを意識することが大切ですね。