あなたはどっち??大衆思考or貴族思考

世の中には大衆思考貴族思考の2種類の人が存在します。

果たしてあなたはどちらに分類されますか??

大衆思考と貴族思考

スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットは
大衆みな間違う』といっています。

大衆とは、善い意味でも悪い意味でも、
「他の人と同じ」ことに価値を感じ、
そこに「皆と同じ」という群居衝動(承認欲求)
を感じて安心する人のことです。

今は特にFacebookやSNSが普及し、
全ての人が情報発信をすることができる時代なので、
「自分より優れた人」とか「自分より実績を出している人」を、
中々素直に認めない社会になっています。

逆に、多くの人と「友達申請」をして、
多くの人からの共感や承認の「いいね!」を
もらうことが価値であり安心を得られる、と思っています。

2chも含め、「強者」を言葉一つで
みんなで寄ってたかって簡単に批判できるからです。

でも、世の中で結果を出す、とか実績を出す、というのは、
「その他」大勢から抜け出すことを意味するのです。

そのためには、自ら自分自身に責任や義務を課し、
その要求に応えていく人間しかあり得ないのです。

そしてそういう人間しか実績を上げることができないが故に、
そういう人間は「少数」なのに、
大衆は、そういった「少数者」を排斥したがるのです。

でも、その過程の中(多くの人から排斥されていく中)で、
数多くの人の「大衆的な意見」を聞くことにより、
実は「言われる側」は、あとは勝手に視点が上がっていってしまうのです。

勝手に視点が上がっていくとはどういうことか?

例えば、
豚がブーブー騒ぐのであれば、
豚の特性を理解し、こーしよう、あーしよう、
って人間の方が考えるじゃないですか?

それならこいつはサッサと
「とんかつ定食」にしてしまおう。
どうしようもないから、この柵に閉じ込めて、
3日後に屠殺しよう、とかとか。

つまり、一度上位概念に行ってしまうと、
いくら豚からブーブーブーイングされることがあっても、
常にこちら側の視点は高いままなのです。

そして、ブーブー言われれば言われるほど、
逆に、こちらのメタ認知がどんどん進むだけになるのです。

だからこそ、常に大衆は大衆のまま
(消費者は消費者の世界観・パラダイムのまま)であり、
少数者は少数のままなのです。

「高視点」とか「メタ認知」とか「セールス」というのは、間違いなく「大衆思考」ではなく、
「貴族的精神(自らに負荷をかけられる人)」の成せることなのです。

一度「貴族的精神」で生きる世界に入ってしまえば、
もう2度と大衆の世界に戻ることはできません。

常に一方通行であり、
一度上位概念(大衆思考<貴族的思考)に入ってしまえば、
あとは周りにいる95%の「大衆」たちが、
自分の視点を勝手に上げ続けてくれます。

これが、世の中のパレートの法則の人口比の秘密かなとも思います。
あなたは大衆思考になりたいですか?
それとも貴族的思考になりたいですか??

そこを踏まえてどう行動するべきか現実と向き合いましょう。

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